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執筆者の写真日本教育事務学会

日本教育事務学会第8回研究集会(岩手集会)の開催について

(会場およびオンラインのハイフレックス開催)




■日時 2023年7月8日(土) 9:45~17:00


今年度の研究集会のテーマは「教育事務の多様性と可能性」です。


 公立義務教育諸学校を中心に議論される学校事務職員について、研究推進委員会企画並び特別委員会企画では高等学校や私立学校における事務職員の職務に注目し、これまで十分に検討されてこなかった論点に光を当てて教育事務の多様性について理解を深めます。また、研修委員会企画では、学校事務職員の専門性が反映されている学校事務職員研修を実施している三重県における取組に関する報告が予定されています。学校事務職員が学校事務職員の職能開発にコミットできる可能性や条件について議論します。


 実行委員会企画は、木村正明さん*に「あなたも逃げて~東日本大震災の教訓~」と題してご講演をいただきます。木村さんの妻タカ子さんは、東日本大震災発災当時、 鵜住居小学校の事務職員として勤務されていました。児童が学校から避難できた一方で、保護者からの電話対応のために学校に残っていたとみられるタカ子さんが行方不明になりました。木村さんは鵜住居小学校や釜石市を相手にタカ子さんが避難できなかった真相究明のための話し合いを重ねてこられたのに加えて、災害による被害を繰り返さないために東日本大震災の教訓の伝承にもご尽力されています。全国各地で自然災害が荒ぶりを増すなか、岩手県から全国に発信すべきメッセージとして、 東日本大震災の教訓に学び、学校事務職員の視点からそれぞれの地域における防災や危機管理を 振り返るきっかけになることを願っています


*主著:木村正明(2015)『語ることにした~東日本大震災ふれられていない事実と真実を~』(自費出版)。


 ご存知の通り、盛岡は「ニューヨークタイムズ」紙で「2023年に行くべき52カ所」に選出され、例年以上に観光客でにぎわっています。研究集会とともに、旬の街の観光も合わせてお楽しみください。なお、既に7月8日(土)は盛岡市内の宿泊先の確保が難しい状況ですので、集会へのお申込み並びに宿泊先の確保もお早めにお願いいたします。


 

1.プログラム概要:順不同。今後変更の可能性あり


〇研究推進委員会企画 「教育事務の視点から高等学校の事務を考える」


〇特別委員会企画 「私立学校における教育事務の探究」

発表者

佐久間 邦友(日本大学文理学部 准教授)

谷口 史子(前 光華小学校 校長)

坂下 充輝(札幌市立東札幌小学校 学校事務職員)


〇年報編集委員会企画 「論文の書き方講座」

講師 福島 正行(盛岡大学)


〇研修委員会企画 「三重県における小中学校事務職員の資質の向上にかかる指標と研修制度―学び続ける事務職員の育成―」

発表者 西井 直子(松阪市立飯高中学校 学校事務職員)

知名 定潔(三重県教育委員会研修推進課 研修主事)


〇実行委員会企画 特別講演「あなたも逃げて~東日本大震災の教訓~」

講師 木村 正明さん


2.会場

岩手大学教育学部 北桐ホール

〒020-8550 岩手県盛岡市上田3丁目18−33


3.参加費

2,000円(会員・非会員、会場・オンライン参加ともに)


4.定員

100名(会場参加の場合)・オンライン参加は定員なし。


5.お申込み

https://jasebm-iwate.peatix.com からお願いいたします(会場参加は先着順)。

※当日の参加受付は行いません。必ず事前にお申込みとお支払いをお願いいたします。

※参加方法を問わず、集会の資料はWEBを通じて7月6日(木)に行います。

申込期間:2023年4月21日(金)~7月5日(水)


 

主催:日本教育事務学会・日本教育事務学会第8回研究集会(岩手集会)実行委員会

実行委員長 本山 敬祐(岩手大学)

副実行委員長 福島 正行(盛岡大学)

実行委員 佐久間 邦友(日本大学)

後援(予定):岩手県、岩手県教育委員会、盛岡市、盛岡市教育委員会、岩手県私学協会、岩手県公立小中学校事務職員研究協議会



事務局からのお知らせ





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